いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。
(聖書:ルカによる福音書2章14節)
「光の道しるべ」
― 世界に平和と希望と喜びを ―
12月1日から、教会の暦ではアドベント ( 待降節 ) に入りました。アドベントとは、「到来」を意味するラテン語に由来していて、神の御子イエス・キリストがおよそ 2024年前に世に降ってこられたことを記念し祝うと共に、やがて再び来られることを待ち望むことをあらわしています。
アドベントに入ると、クリスマスカードを親しい人に送る、という方もおられると思います。この習慣は、イギリスで18世紀末に、ある人によって手作りのカードが送られたことから始まったという説があります。そして、19世紀半ばに、ロンドンのある印刷会社が美しいデザインのクリスマスカードを大量生産するようになって、一般的にも広く浸透していったと言われています。
このクリスマスカード、日本でいえば年賀状にあたるものです。そして、キリストの降誕を祝うと同時に、親しい人々に、その喜びを伝える手紙です。
キリストの降誕がなぜ喜びなのでしょうか? 私たちの世界、思い起こせば、この2024年も本当に暗い世界、闇の世界と言ってもよいような世界であった、と言わざるを得ないような有様です。
冬を迎え、ますます夜の時間が長くなり、心が塞ぐような今この時です。しかし、そのような闇の中に、神の御子イエス・キリストがたしかに到来された。光の御子、平和の主として来てくださった。そして、その平和の主は必ず再び来てくださる! 聖書はそう告げています。
その喜びを共に待ち望み、クリスマスカードを送り合い、 クリスマスを共に祝いつつ、私たちは希望を持って新しい 年を迎えようではありませんか。
2024年、世界は暗い年だったと言っても間違いありません。この暗さの中で2025年を迎えますけれども、私たちの心には、キリストにある平和と希望を静かに宿らせて、 旧い年から新しい年を迎えるこの時を過ごしてまいりたいと願います。
2024年アドベント
牧師 坪内克浩
◾️待降節(アドベント)の礼拝 午前10時30分
・12月1日(日)説教:坪内克浩牧師
「まことの光」
・12月8日(日)説教:近藤勝彦牧師
元東京神学大学学長
・12月15日(日)説教:森研四郎牧師
「いれまつる家あらず」
◾️日曜学校 子どものクリスマス
・12月21日(土)午前10時~午前12時
◾️クリスマス礼拝・愛餐会
・12月22日(日)午前10時30分・礼拝後
説教:坪内克浩牧師「謙られた御子キリスト」
◾️クリスマス讃美礼拝
・12月24日(火)午後7時30分
説教:坪内克浩牧師 「救命具」
・インターネット配信
端末毎にZoomアプリケーションをインストールし当日(礼拝開始10分前頃からオープン)以下リンクにアクセスし、ミュート(消音)でご参加ください。
https://zoom.us/j/93733907249
ミーティング ID: 937 3390 7249
「2024クリスマスのご案内」ダウンロード